ボードゲーム紹介

「ボブジテン」カタカナ語を日本語だけで説明しよう!

皆さんは普段使っている外来語を日本語で説明できるでしょうか?
私は仕事で良く横文字を使う上司に困っています。
日本で定着している外来語は英語をそのまま訳したものではなくカタカナ語として定着しているものも多いです。

ボードゲーム紹介第5回はTUKAPONさんの「ボブジテン」を取り上げます!
このボードゲームでカタカナ語に強くなって苦手な上司に対応できるようになりましょう!


概要

「ボブジテン」は山札からめくったカードに書かれているカタカナ語を、日本語だけで説明し、他のプレイヤーに何のカタカナ語を説明しているか当ててもらうゲームです。

基本情報

プレイ人数:3~8人
プレイ時間:約30分
対象年齢:10歳以上

勝敗条件

合計点数(獲得したカードの枚数)が一番高いプレイヤーの勝利になります。

セット内容

お題カード:36枚

ゲームの準備

お題カード全て裏向きにしてをよくシャッフルし山札とします。
「我こそはボブの大親友だ!」と自負するプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
(いない場合はじゃんけん等の適切な方法でスタートプレイヤーを決めましょう)

ゲームの手順

お題の決定

手番のプレイヤーは山札の上から他のプレイヤーにお題が見えないように1枚カードを引きます。
お題カードにはお題が6つ書いてあり、1~6の数字が振られています。
どのお題を出すかは、山札を見ましょう。
山札にはカードによって1~6のどれかが書いてあり、山札の一番上にあるカードの番号が出題するお題になります。

出題

お題を確認したプレイヤーは、一切のカタカナ語を使わずに他のプレイヤーに伝わるよう説明してください

カタカナ語について

以下のものがカタカナ語になります。
・外来語、またはその略語 (例)スマートフォン、スマホ
・和製英語 (例)ノートパソコン(ノートパソコンはラップトップと呼ばれます。もちろんラップトップもカタカナ語です。)
・英語の音訳に漢字を当てはめたもの (例)倶楽部:クラブ

カタカナで表記されるが日本語であるものはカタカナ語ではないです。
(例)メガネ:眼鏡、ニンジン:人参

解答

手番のプレイヤー以外のプレイヤーはお題1つにつき、1度の解答権があります。
タイミングは自由です、先にお題を当てたプレイヤーが得点を獲得します。

解答に関するルール等

解答を思いついたら早い者勝ちで答えを叫ぶようにすると、複数のプレイヤーがほぼ同時に解答する事態がよくあります。(聖徳太子状態と呼んだりしています。。。)
答えが分かったプレイヤーの挙手制にしたりすると、そういった状態を防ぐことができるのでオススメです。(熱くなったりすると、ついつい手を挙げながら答えてりしてしまうこともあったりします。。。)

手番のクローズ

解答の状況で以下のように分岐します。

解答者が出た場合

お題をだしたプレイヤー…手札のカードを得点とする
正解したプレイヤー…山札の一番上にあるカードを得点とする
その後、正解したプレイヤーはお題を出すプレイヤーとなり、山札の一番上のカードを手札にしてお題を出します。

全員不正解だった場合

お題カードを捨て札とし、お題を出したプレイヤーがもう一度山札の一番上のカードを手札にして、お題を出します。

出題時にカタカナ語を使ってしまった場合

お題を出すプレイヤーがカタカナ語を使って説明していた場合、他のプレイヤーは指摘しましょう。
指摘したプレイヤーはお題を出すプレイヤーの手札を得点にします。
そして、山札の一番上のカードを手札にして、お題を出します。

ゲームの終了

山札のカードが残り1枚以下になり、その手番で解答まで行われたらゲームの終了となります。
その時点で一番多く得点を獲得しているプレイヤーの勝利となります。

特殊カード「トニー」

特殊カード「トニー」

お題カードの裏面には1~6の数字以外に「トニー」と描かれたカードが存在します。
山札から1枚引いたときに次の山札の一番上が「トニー」だった場合、お題の出し方に制限がかかります。
「トニー」は日本語がそこまで得意ではないため「てにおは」等の助詞が使えません。


上のような画像の状況だった場合
「ガードレール」を以下のように説明していきます。

「山道、落下防止、車、柵」

他の拡張版や、特殊カードについてまとめた記事を作成したので、こちらも是非確認してください!

プレイした感想

多く得点をゲットするためには瞬発力と発想力が大事なゲームです。
また、一緒にプレイする人に答えてもらうためのわかりやすい説明の仕方や語彙力が大事でした。「スノーボード」というお題を説明するために、「雪山で滑るための板」と説明すると、解答するプレイヤーは「スキー」と回答してしまったりしてしまうため、「雪山を1枚の板で滑るもの」みたいな感じで説明すると解答してもらいやすくなります。

評価

オススメ度…10/10
盛り上がり度…9/10
日本語の不自由度…3/10
インスト難易度…3/10
一緒にプレイすると楽しめそう…同級生、同僚、家族、初対面同士

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