皆さんは音楽を聞いていて「このフレーズよく出るなぁ」とか「同じようなフレーズを別の曲でも聞くなぁ」など感じたことはありませんか?
歌詞は聞き手が想像や共感しやすい言葉で書かれていることがよくあります。そんな言葉を「狩る」ゲーム、Xaquinalさん制作の「狩歌」を紹介します。
お品書き
概要
「狩歌」は自分の好きな曲や、流行りの曲を使って遊ぶかるたです。
好きな曲を流したり、歌ったりしながら歌詞の一部が書かれたカードをとりあうかるたとなっています。
基本情報
プレイ人数:2~8人以上
プレイ時間:5分以上
対象年齢:6歳以上
勝敗条件
カードを取り合い、最終的に取ったカードに書かれた点数の合計値が高いプレイヤーの勝利となります。
セット内容
カード…100枚
100枚の内訳
1点カード…13枚
2点カード…16枚
3点カード…19枚
4点カード…23枚
5点カード…29枚
ルールカード…1部
ゲームの準備
「狩歌」では全てのカードを使用しなくてもゲームができます。
プレイヤー全員に音楽が聞こえる環境を準備します。
カードを表向きにして、テーブルの上に好きな枚数広げれば準備完了です!
カードを置くにあたって
点数が小さいほうがよく出やすい単語が入っているので、
1点カードを多めもしくは、全て広げることをおススメします。
ゲームの流れ
「狩歌」には一応のルールがありますが、製作者の意図としては
細かなルールを記載してありますが我々としては、狩歌はパーティーゲームなので厳密なルールにあまり気を取られず、その場の空気で一番盛り上がるように判断してもらうのが一番と考えております。もちろん困ったときはこのルールを使っていただければ幸いです。
狩歌 ルールに関するよくある質問 より
とありますので、上記を踏まえた上で以下を見て頂ければと思います。
基本的な流れとしては
1.楽曲の再生
2.得点計算
で1ラウンド
これを人数分繰り返して1ゲームとなります。
親を決める
じゃんけんなど適切な方法で親を決めましょう。
流す曲を決める
各プレイヤーは自分の番で流す音楽を決めます。
こういった遊び方もおススメです。
・アーティスト縛りでランダムにプレイ人数分の曲をかける
・オリコンチャートの1位から順番に曲をかける
・AIスピーカーにおまかせする
音楽の再生
親は事前に決めた音楽を再生します。
全てのプレイヤーは曲の歌詞と場にあるカードが一致しているのを見つけたら素早くカードをとります!
獲得したカードは自分の前に置いておきます。
基本的に誰かが既に獲得したカードの歌詞がまた出てきても、他のプレイヤーがそのカードを奪うことはできないです。(事前に奪い合いOKにすれば問題はないです。)
ダブルポイント
1曲の中で一度獲得したカードと同じ歌詞がまた流れた場合、プレイヤーはカードの歌詞を読み上げて裏返しにすることができます。
裏返しにしたカードは得点計算時にカードに書いてある点数×2倍の点数になります。
逆転カード
今回紹介している基本セットでは点数が1点のカードが逆転カードとなっています。
この1点カードは3枚ごとに追加で10点の得点となります。
注意点として
1点カードもダブルポイントにできますが、10点が20点になることはないです。
得点計算
1曲が終わりましたら得点計算を行います。
・獲得したカードに書いてある点数
・ダブルポイント分の点数
・逆転カードの点数
の合計が獲得点数となります。
ゲームの継続と終了
得点計算が終わったら親の左隣のプレイヤーが次の親になります。
獲得したカードはまた表向きにしてテーブルの上に広げて、新しく親になったプレイヤーは自分が選んだ曲を再生ます。
上記を人数分(もしくは、規定回数分)繰り返したらゲームの終了となります。
ゲーム終了時点で一番多くの得点を獲得していたプレイヤーの勝利です。
スリーブについて
「狩歌」のカードサイズはカードサイズはスタンダードサイズ(63 × 88 mm)です。
色の着いたスリーブで2重スリーブを行うと、ダブルポイントの判別がしやすいのでおススメです。
スタンダードサイズのスリーブはこちら
2重スリーブはこちら
プレイした感想
ルールを覚えるのに時間はかからず、とても楽しめました。
このゲームは再生する楽曲によってプレイヤーの強さが変わるところが面白く、歌詞を覚えている曲だと先読みをしてカードと歌詞が一致した瞬間に獲得したりと、鬼に金棒状態になれます。
収録されているカードの内容は本当によく歌詞に出てくるような単語が多く、売れている曲の歌詞はそういった単語が含まれていることが多いので、そういった曲だけでプレイすると瞬発力勝負になるので、とても盛り上がります!
評価
おススメ度…9/10
盛り上がり度…10/10
選曲難易度…7/10
インスト難易度…2/10
一緒にプレイすると楽しめそう…音楽の趣味が会う人、同年代の友人、家族
拡張版の「狩歌 パラダイムシフト」の紹介もしていますので、是非見てください!